画像デザイン保護拡充

2013年3月18日放送のビジネスサテライトでも、日本の意匠法の改正の必要性が放映されていました。
AppleのiPhoneなどのスマートフォンやAmazonのKindle Fireなどのタブレット端末の初期画面は、液晶画面に表示された画像が現行の日本意匠法でも保護されます。しかし、プログラム等のアイコン等は保護されません。欧米、韓国では、アイコン等も保護対象です。
実務では、米国等から画像デザインの意匠登録出願の依頼がありますと、対応に苦慮します。詳細は特許庁の産業構造審議会知的財産政策部会の資料を御覧ください。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/shingikai/pdf/isyou20/04.pdf

アメリカも先願主義に

2013年3月16日から米国も先願主義になりました。

特許の認定にあたって、アメリカでは、これまで唯一、先に発明した人に特許を認める「先発明主義」が採用されていました。しかし、16日以降は日本やヨーロッパと同じように、同じ内容の発明であれば、先に出願した人に特許を認める「先願主義」に変わりました。
日本から米国に特許出願する際には、通常、パリ条約に基づく優先権を主張して米国特許出願をしたり、日本特許庁に提出したPCT出願(詳しくは知的財産QA国際制度を参照:http://itopto.com/qa/qa_kokusai.html)に基づいて、米国に出願します。このため、3月15日まで出願された日本特許出願又はPCT出願に基いて、米国で権利取得する際には「先発明主義」で審査されます。
今回の制度改正が、アメリカにおける企業の特許戦略にどのような影響を与えるのか注目されそうです。

富田vs任天堂

ニューヨーク連邦地裁で、ニンテンドー3DSの特許権侵害に対して、3020万ドル(約29億円)の損害賠償の評決があったそうです。

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK830885420130313

http://www.reuters.com/article/2013/03/13/us-nintendo-patent-infringement-idUSBRE92C1DA20130313

特許は、いわゆる偏光メガネをかけなくても、三次元の画像が見える発明です。その米国特許は、US7,417,664です。
特許の詳細は以下のURLで確認できます。

http://www.google.com/patents?id=ngetAAAAEBAJ&printsec=abstract#v=onepage&q&f=false 

調べてみますと、米国で特許になっているだけで、日本も含めて他の国では特許になっていないようです。

私も娘にせがまれてニンテンドー3DSを買いました。娘が”とびだせ どうぶつの森”で遊んでいるとき、覗きこんで画像を見ましたが、その立体的な画像には、私も驚きました。