商標権侵害で、エーゲルがアサヒ飲料に3300万円の損害賠償

読売オンラインの記事で、「「TEA COFFEEは商標権侵害」を見つけました。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180720-OYT1T50016.html
食品会社「エーゲル」は、2016年6月からコーヒーに宇治茶を加えた「TeaCoffee」の販売を開始しており、「TeaCoffee」が全国の「東急ハンズ」などで売られているそうです。
エーゲル登録商標(登録5963932)は、2016年12月に商標登録出願され、以下のロゴ商標で登録されています。

記事によりますと、アサヒ飲料は、ほうじ茶入りカフェラテ及び煎茶入りコーヒーを販売しているそうです。調査してみますと、訴えられたアサヒ飲料は2017年12月に商標登録出願しており以下のロゴ商標が出願中です(商願2017-160294)で登録されています。なお、商品にも下記ロゴが使われています。

エーゲルは「消費者から『アサヒ飲料のまねをしている』と誤解される。」と言われているそうですが、私にはアサヒ飲料の「商品の原材料を示す表示にすぎず、商標権は侵害していない」との答弁書(反論書)の方に勝機があるかなと考えます。
“お茶”が入った“コーヒー”飲料ですから、“Tea”と“Coffee”は原材料が記載されたものです。このため、特許庁は、波と島とカモメが合わさったロゴに注目して商標登録を認めたのではないかと思います。
特許庁のデータでは、アサヒ飲料の商標登録出願は未だ審査着手されていませんが、アサヒ飲料の商標登録出願も登録されるのではないでしょうか? 葉っぱとコーヒー豆のロゴで、エーゲル登録商標(登録5963932)と区別できるからです。
エーゲルがどのような理由で商標権侵害を主張しているかわかりませんが、単純に「TeaCoffee」文字だけの登録商標ではないので、大阪地裁も権利侵害を認めないのではないかと考えます。

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