ドラえもんの中国商標登録が無効に

GWのこどもの日に、偽ドラえもんの中国商標を無効とすると、知的財産権法院が判断したニュースが放映されていました。
スポーツ用品や子ども服などを扱う機器猫(福建)体育用品有限公司が、2012年に漫画「ドラえもん」の主人公にうり二つの図柄を商標として登録申請し、2015年に商標登録が認められたようです。そして2016年ドラえもんのキャラクター使用権を保有する艾影(上海)商貿有限公司が、商標の無効審判を請求したようです。

共同通信のURLをリンクしてます。
https://this.kiji.is/365140013454885985

商標局の商標審議委員会は商標登録の無効を宣告しましたが、機器猫公司は「商標はドラえもんではない」と主張し、知的財産権裁判所に訴えていましたが、今回、知的財産権法院も商標登録の無効を認めたようです。
さて、記事では「著作権を侵害している」として商標登録を無効と判断していますが、中国商標法の第32条で、以下のような規定があります。
「商標登録出願は、先に存在する他人の権利を侵害してはならない。他人が先に使用している一定の影響力のある商標を不正な手段で抜け駆け登録してはならない。」
32条に規定する「他人の権利」には著作権が含まれており、第三者の先取りに対しては著作権を主張して無効宣告請求を行うことが可能です。
TVの放映では、知的財産権法院の裁判官がドラえもんのマンガ本を読んでいる姿が映し出されていますが、機器猫公司の出願前に著作権が発生していたことを確認するためだと思われます。

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