5GでシャープがFRAND宣言

5G(第5世代移動通信)の標準仕様の初版(5Gのフェーズ1「5G New Radio(NR)」)が2017年12月に策定されましたが、EE timesの4月2日付の記事によりますと、標準仕様の初版に適合する規格必須特許ファミリー495件について、シャープはいわゆるFRAND条件で特許許諾することを宣言したしょうです。
http://eetimes.jp/ee/articles/1804/02/news084.html

通信規格の標準仕様に適合する特許を有する企業・団体などは、各国の標準化団体に当該特許の許諾条件を公表することが義務づけられており、シャープの今回の宣言はこれに対応したものです。
宣言には、1;保有特許を誰にも無償で提供する条件と、2;FRAND(Fair & Reasonable & Non-Discriminatory)な条件と、3;特許許諾しない条件との3つの選択条件があります。3つ目は、標準化には適用されません。
現在、広く使われているLTEと5G NRとは、周波数帯やキャリア帯域幅とが多くの点で異なっていますが、そもそも5Gを早く普及するために5G NR(フェース1)があり、今後フェーズ2……と規格が策定されていくようです。
5Gが普及しクラウド化が進んでいくと、ますます未知の技術が登場してきますので、特許を扱う私は、さらにフォロアップできるよう勉強しなければと年度初めに気合をいれています。