音楽教室からの著作権料徴収

3月5日に多くの報道番組で取り上げられましたが、日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室からの著作権料徴収することを、文化審議会が認めることを決めたそうです。その一方で、社会的混乱を避けるために、司法で争っている事業者には司法判断確定まで待つように要望する答申だそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20180305-OYT1T50113.html

音楽等の芸術を身に着けるには教育コストがかかります。楽器等の演奏のために音楽教室に通うとなると現状の月謝等に著作権費用が加算されることを意味します。楽器等を演奏して音楽を楽しむ人が減るのではないかと危惧します。

日本の著作権法には、外国の著作権法にはない“音楽レコードの還流防止措置”又は俗称で“レコード輸入権制度”という制度があります。東南アジアへ邦楽CDを安価に販売する一方、その東南アジア用の邦楽CD(海賊版ではない)の輸入を禁止できる制度です。個人的には行き過ぎた制度だと思います。

今回の文化審議会の答申も行き過ぎた判断のように感じます。楽器等の演奏のために音楽教室に通うときに、生徒は流行っているJポップ等も演奏したいでしょうが、しばらくは著作権が切れているクラッシック音楽で、楽器等の演奏を音楽教室で習うしか、反対運動はできなさそうですね。