月別アーカイブ: 2016年7月

ドライブレコーダーの特許

最近は、ドライブレコーダーを装着する自動車が多くなってきています。交通事故を起こすと、警察はまずドライブレコーダーを装着していませんかと質問してくると聞いています。 さて7月26日の産経ニュースで、ベンチャー企業がドライブレコーダーの特許を取り上げていました。 http://www.sankei.com/economy/news/160726/prl1607260122-n1.html 特許調査をしましたが、早期審査をして公開公報が発行されないまま特許になったようです。また特許は未だ発行されていないため、特許発明の内容を確認することができません。 記事によれば、“ドライブレコーダーの設置角又は座標が確定していないカメラに対して、ドライブレコーダーに映された月の大きさを元に、距離や角度を算出する発明”のようです。 広い権利ではないと思いますが、ベンチャー企業は何とかして他企業の製品と差別化して、独自性を出していく必要があります。 このベンチャー企業は、特許を営業ツールになることも考えて権利化してくことが必要と思います。  本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

Snapchat(スナップチャット)の特許

Facebook、Instagram、Twitter、LINEなどのSNSがどんどん出てきます。正直言ってついていけません。 下記URLの記事を読んでSnapchatが今後伸びていきそうな気配を感じました。 http://www.popsci.com/snapchats-new-patent-hits-at-augmented-reality-advertising Snapchatが公開させた発明(US 2016/0203586)は、ユーザーから投稿された写真を画像認識し、その内容に適した広告や電子クーポンなどをユーザーに提示する技術です。 記事では、Snapchatや広告主などがあらかじめコーヒーの画像を条件とするフィルタを用意しておき、ユーザーがそれに類する画像をアップロードするとフィルタでカフェやコーヒー豆の広告を表示する例が挙げられています。 Snapchatは、今回の米国公開公報以外にも、22件の米国特許を取得しています。知的財産分野でも活躍している会社のようです。 どのようなSNSが流行るかわかりませんが、そのSNSが特許技術に裏付けされていると、他社が参入し難くなりますから、市場をいち早く獲得できると思います。  本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

ヤフーのネット事業をベライゾン(Verizon)に売却した後、ヤフー特許はどうなる

現地時間7月25日、多くのメディアは米ヤフー(Yahoo)が、ネット事業をベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon Communications)に48億ドル(約5100億円)で売却することで合意したことを報じています。 この中でBloombergニュースは、ヤフー特許についてコメントしていました。 https://bol.bna.com/yahoo-verizon-deal-clears-way-for-patent-sale/ この記事によりますと、ヤフー特許は約600件の米国特許と約1000件の対応外国特許を有しているとのことです。 今回のネット事業の売却には、特許は含まれていないということですが、ヤフー特許に関して今後その特許が第三者に売却されたとしても、ベライゾンはこれらの特許に関して特許ライセンスを受ける契約になっているとのことです。 記事では、ヤフー特許の価値はいくらであるかについても言及しています。結論的には価値は不明ということですが、10億ドル以下から40億ドルぐらいではないかと大ざっぱに試算しています。 未だ出願中で未公開特許もあり、且つ世界中で1600件もの特許をいくらであるかはなかなか評価できないでしょう。またオンライン支払の特許等もあるようですが、米国最高裁のAlice v. CLS Bank事件以降、ソフトウエア特許の権利行使が困難ということで、多くの特許が放棄されている現実だと高い特許価値を算出し難いでしょう。 いずれにしろ、ヤフーの中核事業が売却されたため、ヤフー特許だけが売買される可能性が高まったということのようです。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

サムスンがファーウェイを特許侵害で中国で提訴

現地時間7月24日のロイターは、「サムスン電子(Samsung)が中国ファーウェイ(Huawei)を特許侵害で提訴」の記事を取り上げています。 http://www.reuters.com/article/us-samsung-elec-huawei-tech-lawsuit-idUSKCN10200Q 5月26日のブログでも取り上げましたが、ファーウェイ社は5月に4G通信技術等に関する特許権を侵害したとして、サムスン電子を中国裁判所及び米国裁判所に提訴しました。 またブログで、ファーウェイ社はサムスン電子からの逆提訴も想定してシミュレーションしているとコメントしましたが、実際に逆提訴されることになりましたね。 スマホ業界の1位と3位との互いの特許訴訟は、以前のサムスン電子vsアップルの戦いの様相になるのでしょうか、和解によりクロスライセンスの交渉を進めるだけになるのでしょうか? 記事では、両社は和解に進むと予想しています。 記事では何のコメントもありませんが、サムスン電子が米国でファーウェイ社を提訴しない理由は何なのでしょうか? 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

VR(バーチャルリアリティー)でシューズのデザイン

7月18日号の日経ビジネスの特集は“ゲームだけじゃないVR(仮想現実)の革新力”です。この特集記事の時期を同じにして、ナイキがVRでシューズを開発する特許を取得した記事が載っていました。 http://qz.com/344522/nike-may-let-you-design-your-next-pair-of-shoes-using-virtual-reality/ この米国特許9,384,578では、ユーザーは頭にHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着し、コンピューターと通信しながらシューズのデザインを行います。シューズにはHMDを通して仮想デザインが重ねて表示されます。また、視界の左右にはメニューボタンも表示されます。 ナイキは、かきURLで示されるように、すでにNIKEiD STUDIOという店舗で、ユーザーのオリジナルデザインのシューズを作るシステムを持っています。本件特許は、このシステムをHMDで三次元表示させるようにしただけのようにも思えます。三次元表示だけの違いでは特許にならないと思いますので、何か特徴的な部分があると思いますがよく理解できません。 http://www.nike.com/jp/ja_jp/c/nikeid/nikeid-studio 米国特許9,384,578は、7月5日に公報発行されていますが、そもそも親出願は2010年2月に出願されています。NIKEiD STUDIOも2007年ぐらいからスタートしていると思いますので、NIKEiD STUDIOも公知例になります。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html