月別アーカイブ: 2015年11月

エアバスがサンダーバード2号のような飛行機を特許に!

私のブログで何度も登場しているエアバスの特許。 下記URLでエアバスの最新特許を知りました。旅客機の客室をコンテナのように分離可能な飛行機が米国特許9,193,460になっています。 最初に図面を見た際には、サンダーバード2号を思い出しました。 サンダーバード2号は、カテゴリー別に必要装備・機材を予め搭載したコンテナポッドを適宜交換して、発進しています。エアバスの特許は、現行の飛行機と同じ形状で、乗客が乗るキャビンをコンテナとして、飛行機の上からドロップインできるようにしています。 サンダーバード2号は胴体に大きな穴が開いていますが、エアバス特許の飛行機は胴体に穴が開いていない点が大きく異なります。 アニメのサンダーバード2号も出願前から知られていますから公知例として引用することができますが、公報では、サンダーバード2号公知例として列記されていません。 米国特許9,193,460の請求項1は、しっかりと“水平面に切り捨て下部胴体部を含む下部構造”と規定されています。 このため、胴体に大きな穴が開いたアニメのサンダーバード2号は公知例として不適なのかもしれません。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

ナムコの有力特許が権利満了

11月26日付のAUTOMATONのニュースによりますと、「メインゲームデータのロード中に、プレイヤーが画面上でプレゲームを遊ぶことができる特許」が米国でも権利満了になるそうです。日本特許2742394は昨年12月2日に権利満了になっています。 http://jp.automaton.am/articles/newsjp/loading-screen-mini-games-patent-will-be-expired-at-united-states/ その特許の図8を見れば内容は良くわかります。 この特許は1999年に起きたコナミとナムコの訴訟合戦によって広く知られるようになったそうです。いわゆるコナミから特許訴訟を提起されたため、そのカウンターパンチで出した特許ですね。 ほとんどゲームをしないためこの特許の重要性がわかりません。しかし、通信速度が上がってダウンロード時間が短くなっているので、2000年代後半ぐらいからこの特許が他社のゲーム開発に影響を与えていたのか疑問に感じます。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

韓国でもQualcommに対し、独禁法違反

11月25日のEE Times Japanのニュースによりますと、韓国公正取引委員会が、クアルコム(Qualcomm)に対し、違法なライセンシング慣行の是正と罰金の支払いを求める報告書を提出したそうです。 http://eetimes.jp/ee/articles/1511/24/news060.html 中国では独占禁止法違反により2015年2月、Qualcommに対し、独占禁止法に違反したとして9億7500万米ドルの罰金支払いを命じ、特許使用料(ライセンス料)が下げられました。3Gの場合の特許使用(ライセンス)料率は、端末の正味販売価格の5%の特許使用料から3.25%となり、4Gの特許使用料率は、端末の正味販売価格の3.5%から2.275%となりました。 当時のニュースでは、Qualcommは、独禁法違反は中国だけの問題で、他の国の特許使用料率には影響しないと述べていたと思います。しかし、他の国々でも独占禁止法違反と判断され始めているようです。 単にライセンス料率が高いだけの理由で独禁法違反になっているのではないと思います。他の記事では、リバース特許ライセンスを契約に記載されているからだとも言われています。今後、調べてみたいと思います。  本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

自動濡れテッシュ装置

たまたま日経BPが運営している“リアル開発会議”のページを見つけました。すでにNo. 1からNo. 14のプロジェクトが進行中です。 リアル開発会議は、新事業の創出と異業種連携の推進を目指す会員制のコミュニティーだそうです。 私は、共同開発する立場ではありませんが、知的財産を扱っているため新事業や異業種連携には興味があります。早速いろいろなプロジェクトを読みました。その中で今回は“自動濡れテッシュ装置”にフォーカスします。 http://techon.nikkeibp.co.jp/real/project/011.html 飲食店にだけではなく、記事にもあるように、濡れたテッシュが一枚一枚出てくると、病院などでも重宝するでしょう。いろいろな場面で使用できることが想像できます。 開発者は松尾製作所ということです。トヨタ系列の自動車部品メーカーです。自動車とは関係ない濡れテッシュですから、かなりリスクを取って異業種分野に進出していることが伺えます。 松尾製作所の本業の技術が自動濡れテッシュ装置のどこに使われているか知りたかったの、特許調査してみました。しかし、自動濡れテッシュ装置に関連する公開公報を見つけることができませんでした。 リアル開発会議で取り上げているプロジェクトに関して、特許の観点から見つめていきたいと思います。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

ビールの特許

忘年会の季節が始まりました。 今年はサントリーホールディングス株式会社がアサヒビール株式会社のノンアルコールのビール風味の特訴訴訟がニュースとして何度も登場しました。 11月22日の産経新聞のニュースで、変わり種のビールが取り上げられていました。 http://www.sankei.com/life/news/151122/lif1511220038-n1.html 記事のほとんどは公開公報の発明であり、審査を経て特許になっているものではありません。しかし、忘年会のネタには役立つ特許情報です。 この記事の中では、特開2014-024565の吐出部がガソリンスタンドの給油具の形状であるビールの酒類注ぎ装置が面白かったです。こんなの特許になるのと思って調べてみますと、この出願は、なんと特許になっていました。 この注ぎ装置のあるお店では、燃費の悪い車(お酒に強い人)は、何度も給油しなくてはなりませんね。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html