月別アーカイブ: 2015年9月

宙に浮くインターフェースに触る

宙に浮く入力インターフェースを置くことや、触れる映像を作ることも可能になるのでしょうか? 現地時間9月29日ロイターのサイエンス記事に、“触れる未来は音“という記事がありました。 http://www.reuters.com/article/2015/09/29/us-tech-touch-sound-idUSKCN0RT2PE20150929 記事を読んでいくと、日本のベンチャー企業“ピクシーダストテクノロジーズ(Pixie Dust Technologies)”が出てきました。ピクシーダストテクノロジーズがどんな会社か調べてみますと、超音波を使った浮揚技術で、日本グッドデザイン賞や経済産業省 Innovative Technologies.賞などを取っていました。 会社のHPからアクセスしていきますと、その原理を説明したページがありました。 http://96ochiai.ws/PixieDust/ ピクシーダストテクノロジーズの共同創業者である、落合陽一氏の特許出願も調べてみますと、公開公報も10件弱見つけることができました。特許も1件取得していました。しかし、本日時点では、超音波を使った浮揚技術の公報を見つけることができませんでした。 落合陽一氏自身が特許明細書を自筆しているようですが、一実施例しか開示されておらず、もっと多角的な視点で実施例を入れれば、さらに良い発明になるのになと感じました。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

IPRの請求人適格

7月30日及び8月13日のブログでも取り上げた、ファンドマネージャの当事者系レビュー(IPR)の続報が、現地時間9月28日付けのロイター記事にありました。 http://www.reuters.com/article/2015/09/28/celgene-lawsuit-hedgefund-idUSL1N11Y2V020150928 7月30日のブログでは、製薬企業Celgene CorpがヘッジファンドマネージャーKyle Bass氏に制裁を与えるよう米国特許庁に申請したことを取り上げました。製薬企業Celgene Corpは、製薬企業の株価の暴落による利益を得るための空売りでIPRが使われるのは制度の乱用であると主張しました。 8月13日のブログでは、Kyle Bass氏の反論を取り上げました。Kyle Bass氏は、無用な特許を無くして薬価を下げることは利害関係があるとし、また空売り自体は法的に認められている市場経済の活動であり、営利を上げることはすべての特許の中心であると反論しています。 両ブログにおいて、私は、関連条文からすると、Kyle Bass氏にIPRの請求人適格は認められると予想しました。 今回の記事では、米国特許庁審判部は、関連条文通り、Kyle Bass氏にIPRの請求人適格を認めました。 しかし、やっと実体審理がスタートするのであって、製薬企業Celgene Corpの3件の特許が新規性あるか非自明性であるかが、審判部によってこれから審理されます。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

ホバーボードのメーカがセグウェイから特許権の侵害で訴えられる

GIZMOODの記事に、“ホバーボードではないものを作っているメーカがセグウェイ(Segway)に特許権の侵害で訴えられる“に関する記事がありました。 http://gizmodo.com/segway-is-suing-the-makers-of-that-thing-which-is-not-a-1730961487 “ホバーボード”と聞くと、浮いているスケートボード又は浮いているサーフィンボードをイメージします。記事に載っている写真の二輪走行のホバーボードは、持ち手の無いセグウェイに似ています。 製造会社INVENTIST, INC. という会社を見ますと、バランスを自動的に取る乗り物を販売しています。今回セグウェイが訴えた “ホバーボード”以外にも一輪車のような“ソロホイール”という乗り物を販売していました。 http://solowheel.com/product/hovertrax “ホバーボード”は、米国でどれぐらいの数量が販売されているかわかりません。しかし、値段が1,500米ドルと安く、重量が6.8kgと小型であるため、結構人気がでているのではないでしょうか。 販売が好調で、セグウェイの販売が落ちてきているから、セグウェイは“ホバーボード”を特許権侵害で訴えたと思います。 “ホバーボード”は、日本でも販売されるでしょうか? 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

ハッピー・バースデー・トゥー・ユーの著作権が無効に

現地時間9月22日のニュースに、“ハッピー・バースデー・トゥー・ユーの著作権が無効に“に関する記事がありました。 http://www.reuters.com/article/2015/09/23/warner-music-lawsuit-copyright-idUSKCN0RN07U20150923 “ハッピー・バースデー・トゥー・ユー“は 世界で一番歌われている歌として、ギネスブックにも登録されているそうです。 私は、この曲は昔の民謡で、著作権なんて無い曲だと思い込んでいました。 Wikipediaによりますと、日本では2007年5月22日をもって著作権は消滅したそうです。日本の著作権の存続期間は著作者の没後50年間ですが、戦時加算の制度があり、計算は複雑です。 一方、米国の著作権の存続期間は著作者の没後70年間、法人著作の場合は発行後95年間か制作後120年間のいずれか短い方です。 Clayton F. Summy Co, (クレイトン・F・サミー会社)が1935年“ハッピー・バースデー・トゥー・ユー“の作詞をしたということですので、法人著作と考えると2030年まで権利が存続すると考えられます。 今回の米国訴訟では、著作権を主張するワーナー・ミュージック・グループ(Warner Music Group)傘下の音楽出版社ワーナー・チャペル・ミュージック( Warner/Chappell Music)が、“ハッピー・バースデー・トゥー・ユー“を使用した映画を企画した制作会社に著作権料を請求したことに始まっています。 判決によると、“ハッピー・バースデー・トゥー・ユー“はパブリックドメイン(公共の財産)と判示しました。ワーナー側が控訴すること可能性がありますが、世界で一番歌われている歌の著作権料は今後どうなることでしょうか。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html

自走・ロボット式掃除機関連技術の特許総合力

財経新聞の9月22日のニュースに、“自走・ロボット式掃除機関連技術の特許総合力”に関する記事がありました。 http://www.zaikei.co.jp/article/20150922/270428.html まだ我が家には自走式掃除機はありません。知人が自走式掃除機を購入したけれど、飼い犬が自走式掃除機を吠えて困っているという話を聞いているので、我が家の飼い犬も同様かなと考えて、購入を控えています。  ロボットタイプの自走式掃除機はiROBOTのルンバが大きなシェアをもっているから、特許総合力1位であることも想像していました。 さて、特許総合力8位の韓国MONEUAL(モニュエル)は、その特許のほとんどがコニカミノルタからの権利移転とのことです。 コニカミノルタが自走式掃除機を販売したことはなかったと思います。たぶん、コニカミノルタは自走式掃除機を開発していたのでしょう。結局特許は取得したけれど、コニカミノルタは製品を市場に出すことができなかったから、特許をMONEUALに譲渡したと思います。 DYSONが特許総合力3位とのことですが、まだ製品が出ていません。DYSONの製品が出てから、飼い犬が吠えるかもしれないことと掃除が楽になることとを比較して自走式掃除機の購入を検討したいと思います。 本ブログ及び特許申請、商標登録出願代行等に関するお問い合わせは、下記URLからお問い合わせください。 http://www.itopto.com/otoiawase.html