パテント・トロール Blackbirdが敗れる

最近、パテント・トロールの記事を見ていませんでしたが(気が付かないだけかもしれませんが)、久しぶりにパテント・トロールの記事を見つけました。
現地時間2月14日のZDNetの記事によりますと、パテント・トロールであるブラックバード(Blackbird) が、クラウドフレア(Cloudflare)を特許侵害で訴えていた事件で、米国特許6453335が無効ということで、パテント・トロールが敗訴になったとのことです。
http://www.zdnet.com/article/cloudflare-emerges-triumphant-in-blackbird-patent-lawsuit/

クラウドフレアとは、CDN(Contents Delivery Network)で成長している会社です。CDNは、実配信サーバーからコンテンツファイルをISP(プロバイダ)に近いキャッシュサーバーにまでデリバリーして高速化する技術です。
米国特許6453335の公報では、個人発明家が権利者になっていますので、特許後にブラックバードに買い取られたことが想像できます。特許訴訟が行われた裁判管轄地は、テキサス州の連邦地方裁判所ではなく、カリフォルニア州北部地区の連邦地方裁判所です。

記事によりますと、ブラックバードはクラウドフレアに直接交渉していたようですが、クラウドフレアはその和解交渉に応じなかったとのことです。そして裁判所は、特許発明が抽象的であり無効であると判示しました。
ブラックバードはCAFCに控訴できますが、ブラックバードは控訴して判決がひっくり返らないと本件特許を使って訴訟を起こすことができなくなります。