携帯端末の特許ライセンス料

A社がB社に支払う特許ライセンス料は、秘密保持の契約によって第三者が知り得ることはありません。しかしアップル(Apple)とクアルコム(Qualcomm)との特許ライセンス料に関する訴訟で明らかになることもあります。
EE Times Japanが” Qualcommが5Gのライセンス方針を公開”との記事で12月4日に報じています。
http://eetimes.jp/ee/articles/1712/04/news060.html

エリクソン(Ericsson)とクアルコムは、それぞれ5G(第5世代移動通信)標準必須特許(Standard Essential Patent)の特許ライセンス料を発表したようです。エリクソンは携帯電話機1台につき5米ドル、クアルコムは携帯電話機1台につき卸売価格の2.275%だそうです。
上限を決めているだけで交渉の余地があるそうですが、エリクソンとクアルコム以外の会社の標準必須特許に対しても、各社が特許ライセンス料を課していくと、携帯端末価格の10%以上が特許ライセンス料になるのではないでしょうか?

記事にもありますが、特許ライセンス料が高過ぎるか否かの判断は市場に委ねられます。標準必須特許の特許ライセンス料は“標準”で“必須”であるから低くなるべきなのに、10%は高すぎるでしょうと思うのは私だけではないと思います。