クアルコム、台湾独禁当局と和解

米クワルコムは、いろいろな国から独占禁止法違反で提起されていました。また現在も韓国当局とEU当局とは未だ結論がでていません。通常は課徴金が課せられて、米クワルコムは課徴金を支払っているのではないかと思います。
さて、日本経済新聞の現地時間8月10日の記事で、“クアルコム、台湾独禁当局と和解 見返りに770億円”という記事がありました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34045120Q8A810C1EA6000/

台湾当局は、課徴金を1/9に減額し、その見返りとしてクアルコムは通信向け半導体の研究開発拠点の建設など台湾で7億ドルを投資するというものです。
こんな和解の仕方もあるのですね。どちらが、この案を提案したかわかりませんが、台湾経済もクワルコムもともにメリットがあるWin-Winの和解ではないでしょうか。
未だ争っている韓国当局やEU当局もこんな和解を狙ったらよいのではないでしょうか?

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オープン&クローズ戦略を考える

日本経済新聞では7月25日から、「やさしい経済学」のコラムで、筑波大学立本教授の“オープン&クローズ戦略を考える”が掲載されています。
「やさしい経済学」とは名ばかりで難しくて内容が理解できないことも多いのですが、今回は、知的財産関連の話であるので、難なく読めています。
さて、Wired Businessの現地時間7月31日の記事で、“オープン戦略を掲げているにもかかわらず、企業は人工知能(AI)テクノロジーの特許出願を増やしている”という記事がありました。
https://www.wired.com/story/despite-pledging-openness-companies-rush-to-patent-ai-tech/

記事では、Google(グーグル)と同様にFacebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Microsoft(マイクロソフト)は、自分のエンジニアがオープンソースとして機械学習に使うソフトウェアをリリースしており、秘密主義のアップルを含むすべてが、AI研究者に最新のアイデアを公開して、これら企業が優れた教員や大学院生を募集できるよう支援している。それにもかかわらずAI技術とアプリケーションの所有権を主張するよう努力している、と記載されています。
 ニューラルネットワークに言及している機械学習技術である特許出願は、2010年の94件から2016年に485件に上昇しているそうです。

企業としては、オープン戦略をとっていても、AIの特許権を主張してくる会社がいた場合には対抗措置としてAI特許を有していないと戦えない場合もありますから、保険の意味も兼ねて特許出願しなくてはならないと思います。

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Apple Watchで日焼けを防ぐ

関東地方は本日やっと酷暑からの逃れれるようですが、関西以西はまだまだ酷暑が続くようですね。こんな天気が続く中、熱中症対策が一番ですが、日焼け対策も重要です。
「Apple Watchで日焼けを防ぐ」というTACHABLEの記事を見つけました。

腕時計をしている、腕時計の日焼けしていない跡が残りますが、その跡が無くなる発明かと思いきや、Apple Watchに日焼け検出器の追加機能を増やす発明が開示されたようです。
https://techable.jp/archives/80484

記事では7月19日に特許が登録されたと記載していますが、厳密には誤りで公開公報が発行されただけでした。
その米国公開公報2018/0202927号によりますと、紫外線と赤外線の検出器“UV-IR分光器”をモバイルデバイス(Apple Watchとは記載していない)に組み込み、“UV-IR分光器”から腕などの皮膚に紫外線/赤外線を照射して皮膚からの反射光を受信する。そして日焼けの危険にさらされている領域を画面に表示するというものです。

アップルには、今度は熱中症になる可能性を示すことができる発明を提案してほしいです。今年はすでに数万人が病院に搬送され、熱中症による死者が1000人を超えると危惧されているのですから。

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商標権侵害で、エーゲルがアサヒ飲料に3300万円の損害賠償

読売オンラインの記事で、「「TEA COFFEEは商標権侵害」を見つけました。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180720-OYT1T50016.html
食品会社「エーゲル」は、2016年6月からコーヒーに宇治茶を加えた「TeaCoffee」の販売を開始しており、「TeaCoffee」が全国の「東急ハンズ」などで売られているそうです。
エーゲル登録商標(登録5963932)は、2016年12月に商標登録出願され、以下のロゴ商標で登録されています。

記事によりますと、アサヒ飲料は、ほうじ茶入りカフェラテ及び煎茶入りコーヒーを販売しているそうです。調査してみますと、訴えられたアサヒ飲料は2017年12月に商標登録出願しており以下のロゴ商標が出願中です(商願2017-160294)で登録されています。なお、商品にも下記ロゴが使われています。

エーゲルは「消費者から『アサヒ飲料のまねをしている』と誤解される。」と言われているそうですが、私にはアサヒ飲料の「商品の原材料を示す表示にすぎず、商標権は侵害していない」との答弁書(反論書)の方に勝機があるかなと考えます。
“お茶”が入った“コーヒー”飲料ですから、“Tea”と“Coffee”は原材料が記載されたものです。このため、特許庁は、波と島とカモメが合わさったロゴに注目して商標登録を認めたのではないかと思います。
特許庁のデータでは、アサヒ飲料の商標登録出願は未だ審査着手されていませんが、アサヒ飲料の商標登録出願も登録されるのではないでしょうか? 葉っぱとコーヒー豆のロゴで、エーゲル登録商標(登録5963932)と区別できるからです。
エーゲルがどのような理由で商標権侵害を主張しているかわかりませんが、単純に「TeaCoffee」文字だけの登録商標ではないので、大阪地裁も権利侵害を認めないのではないかと考えます。

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カップヌードルの位置の商標

最近はカップラーメンを食べることがほとんどなくなりました。しかし、地震などの災害時のために、数個のカップラーメンを常備しています。
さて、読売オンラインの記事で“カップヌードルの帯、位置商標登録”の記事を見つけました。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180703-OYT1T50029.html

位置の商標とは、平成27年4月から商標登録出願を受け付けることになった、新しいタイプの商標です。図形等の標章とその付される位置によって構成される商標です。この説明だけではわかりにくいかもしれませんが、以下に登録商標を載せます。

どこの商品かわかるでしょうか? 左側はキユーピー株式会社のマヨネーズ。右側は株式会社エドウインのジーパンです。
ある模様等をいつも同じ位置に付けていると、他の商品と区別がつくようになり出所がわかるようになります。このような商標が位置の商標です。
さて、カップヌードルの帯はの長く使って 新たなC・ロナルドがテレビで、鍛えられた肉体に「シックスパッド」を貼っているCMをよく見ます。「シックスパッド」を腹や腕に貼って電気刺激で筋肉を鍛え上げることができるとのことです。
さて、カップヌードルは約2年前、世界で400億個を売ったと発表していました。記事によりますと、50年間この帯の模様を使ってきたそうです。洋皿の模様をモチーフしたものだそうですが、今ではカップラーメンの模様として世界中で認知されるのですね。

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